快飛行家スミス飛行記録
俳優・奈佐健臣(大沢事務所所属)、作家・演出家・北川原梓、グラフィックアーティスト・木立十の徒然帖
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・人形劇「銀河鉄道の夜
・夜想会「めぐみへの誓い
阿部一徳語り「僕は747を食べている人を知っています。」
・落語・三人会
シルクドゥソレイユZED
結城座「宦官提督の末裔」
・「マーシフル」
ギィ・フォワシイ
吉次郎狂言会
新宿梁山泊ベンガルの虎
・「掟の門
・大衆演劇・劇団花車
・「ファウストの悲劇
・赤坂大歌舞伎
中山ラビさんライブ
海津研「ファーブル・網の外のはなし」
ザッハトルテ ライブ
ひとみ座「バイセクル」
・水上能
・吉左右会
・11月狂言会
維新派「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」
野村萬斎「まちがいの狂言」
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「今年も、もう終わりですねぇ。あっという間の一年でしたねぇ」
今の時期、そんな言葉が世間を飛び回っている。

その通り。
一年はマッハで飛び去って行くのだ

「もういいよ。もうそれでいいから。もうやめよう。もう明日考えればいいから」
「いや、もうちょっと、もうちょっと待ってくれ。もう少し、もう少しでうまく行くんだから。」
あきらめがよかろうが悪かろうが、おかまいなしに一年は終わって行く。そしてその速
さはやはり、マッハなのだ。

何百年か前はきっと、時間はゆっくり、ゆったりと流れていただろうから、そんな意識
はなかったのかもしれない。それはそれでとても幸せだったのだと思う。

そんな年の瀬の一日、、少しだけ今年を振り返る。

「うわ~なんもしてねぇ!」

僕だけが、ゆっくりゆったり。
なんだな。
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category/スミスの日々
誰に諂う事無く生きることの大切さを、改めてかみ締める日々
2010-12-25-Sat トラックバック : 0  コメント : 0
はっ、と気がつくと、もう十二月だった。
あっ、と言う間すらない一年だったように感じる。
今年は、多角的に、実に変化の年だった。

年の初めに、20年分の蓄積の上にあった“モノ”を自ら
の手で白紙にした。しがらみを落として、方向が定まる、研
ぎ澄まされたいい気分。

そして、引越し。8年とちょっと慣れ親しんだ上北沢八幡山
の町を去り、新たな町で新鮮な生活。

初夏の日差しの中、8年共に暮らした<にいた>と暫しのさ
よなら。
ニイタうなぎ


食べるものや飲むものの質に、より一層気をかけるようにな
り。
もちろん、煙草はとっくにやめました。白く霞んだフィルタを通
して世界を眺めていたのは、もう昔の話。

演劇能狂言歌舞伎落語音楽美術サーカス。
本当に質の高い、本当に琴線に触れる、強く美意識が匂う作
品だけ、<本物>だけを摂取するように努め。
義理立てや迎合した“付き合い観劇”は一切やめ。

誰に諂う事無く生きることの大切さを、改めてかみ締める日々。

「何もせず」にぷらぷらとしていた一年は、これはとても大切な
時間であったと、休もうと決めた去年の私に感謝。

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そんな一年の締めくくりに、年賀状の準備をする。
一枚一枚丁寧に切手を貼りながら。

切手
切手って、いいなあ。・・・・・・。
今度切手について書こう。

辛夷の白と、
その向こうに広がる空の青と、
椿の赤と、
葉書のオフホワイト。
バランスが絶妙で、とても美しい葉書になった。
101224_1207~02
しかし、まあ。辛夷は時期はずれではあるけれど。

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久々に手に取った村上春樹

著・村上春樹
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
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category/奈佐健臣★飛行期
124「その日に読んだ小説の影響で夢を見た。の、かもしれない」/記・奈佐健臣
2010-12-24-Fri トラックバック : 0  コメント : 0
神殿で芝居を始めようとしていた。
お客さんは賽銭箱の向こうに座っている。
雨が降っても続けるのだろうか。
青空を見上げながら思った。

知らない役者さんが周りにいっぱいいる。
知らない役者さんがお客さんに
「本日はご来場ありがとうございます。携帯電話のなんたらかんたら…」
と挨拶をしている。
もうすぐ開演らしい。

僕はいつ稽古したんだろう。

僕は不謹慎にも、その開演前の舞台から客席に顔を、ちら。と覗かせる。
「ああっ、奈佐さんだ」とお客さんの一人が言う。
僕はニッと笑ってみせた。
いや、笑ってみせたような気がした。
いや、笑ってみせたような気がしただけなのかも知れない。

うう、どうなってる。

新しい長編小説を読んだ。
その中にあったほんの2ページの拝殿のシーン。
その2ページが見せた明け方の夢。
僕は今、京極夏彦にはまりつつある。の、かも知れない。
なんかおかしな夢ばかりみるなあ。

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著・京極夏彦姑獲鳥の夏
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唐突な話だが、狂言師の華は70歳から80歳だそうだ。

日本人の平均的な70代のイメージというと。
「お若いですねー」
と言われつつ、同時に
「お大事にね。」
と体を気遣われ、必要以上に老いたるを自覚させようとする
周囲に苛立ちを覚えつつ、しかし確かな体力の減退も認め
ざるを得ない。そんなお年頃だと想像する。
そんな同級生の中にあって、狂言師は、今まさに青春真っ
盛り春真っ盛りだと言うのだ。
これは凄い事である。

更に凄い事に、80歳を過ぎると、神の役でも鬼の役でも獣
の役でも、兎に角全ての役において<面を外す>事が許さ
れる、のだそうだ。

人間の姿のまま、人間ならざる者であることを許される。

型や決まり事を基本に受け継がれてゆく狂言の世界だから
こそ、それは大いなる意味を持ち、厳かなる儀式として、沸き
立つ血の流れの先に待ち受けているのだろう。
面を外す時、それは、まさに、境界を越える瞬間。

70代で満開の華を咲かせ、80歳で境界線を越える。その
先、彼らは何処へ行くのだろうか。

若き狂言師は穏やかな顔でこう言う。
「目指すべきモノは分かっています。そこまでの道筋の組み立て
も知っています。後は、僕自身、と言うことです。そして、僕は出
きると思うのですよね。」
思い上がりでも、自信過剰でもなく、それは穏やかに流れる川の
ように。
こんな青年が、その血脈に存在していること。
それもまた素晴らしい。

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今日、猫の浴太(あびた)が6歳になった。

100712_2334~01


お祝いに本棚の整理をする。
机を移動させ、椅子を移動させた。
部屋はとっても窮屈になった。
誕生日の猫は自分の居場所がなくなり、飛んだり跳ね
たりしている。

3時間ちかくかけて、なんとか作家別、シリーズ別に分
ける事が出来た。これで好きな本が何時でもすぐに取
り出せる。
「むふふ」。

誕生日の猫はいつの間にか自分の好きな遊び道具を
僕の足元に持ってきて、相変わらず飛んだり跳ねたり
している。
「うるさいな。ちょっとおとなしくしてろ!」

すると…。

誕生日の猫は12月のかき氷のような目で僕を見返し、
こう言った?
「私、今日、誕生日」

すみません。
日本でいちばん美味しいであろうドライフードを差し上げ
た。

ちなみに浴太(あびた)は、女の子である。
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category/奈佐健臣★飛行期
122「俺´(オレダッシュ)」/記・奈佐健臣
2010-12-08-Wed トラックバック : 0  コメント : 0
「俺′」がそこにいた。

そいつはずっとサンドイッチを作り続け、飽きるとハンバーガーを
作り続けた。それに飽きると、オニオンリングをつまみにビールを
飲み続け、ビールに飽きるとワインを飲み続け、ワインに飽きると
焼酎を飲み続けた。

「俺′」も、やっぱりオニオンリングは苦手らしく、オニオンスライス
のほうがいい!とか言っても「俺′」じゃない僕は、オニオンスライ
スはもっと苦手なのだ。

「もうサンドイッチを作るのはやめた。あはは、サンドイッチはもう作
らない」

と「俺′」は言った。

あれから、「俺′」には会っていない。
今日も酔っ払って眠りにつく。もしかしたら今夜、「俺′」が話しかけ
てくれるかもしれない。
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郵便受けを開けると、ハンバーガー屋さんのメニューが入っていた。
もちろんデリバリー。そこのサイドメニューに、オニオンリングがあっ
た。それもオニオンリングのみで。

オニオンリング!

オニオンリングとオニオンスライスには、昔からちょびっと疑問を持っ
ている。18の時、初めて入った飲み屋のつまみはオニオンスライス
だった。何を頼んだらいいのか分からない僕を無視して、慣れた振り
した友人が頼んだのだ。ついでに大量のレモンスライスも。レモンス
ライス?すぐ具合が悪くなった。

東京に出てきて、初めて入った飲み屋のつまみはオニオンリングだっ
た。
たまたま京都から出張してきた友人が、「金の無いときは、これに限る
で」とのたまった。 すぐ具合が悪くなった。

玉ねぎのスープ。玉ねぎのサラダ。玉ねぎのみそ汁。と、玉ねぎの入
った料理は大好きだ。
オニオンとわざわざ呼んで薄く切ったり、
        油で揚げたりしてはいけない!

と思う。
すっごく個人的でくだらない話だけど、ちょっと言いたかった。

でもハンバーガーは美味そうです。
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すこぶるいい天気だ。

4,5日前、おなじみアコルデオン奏者のSさんが我が家に泊まりに
きた。
彼女とはここ2,3年の付き合いだが、「無類の酒好き」という共通項
で結ばれた固い絆は、まるで幼少の頃から続くもののように心地がよい。
適度な距離感とさらりとした存在意義。
べたついた少女趣味な友情ごっこの押し付けに辟易させられた経験
がある私にとっては、それはひどくすがすがしく且つ刺激的な時間。
時を刻む針の先からは、官能的なアルコォルの香。

乾杯!

そして、夜更けまで続いた酒盛りは、翌朝の頭痛という置き土産を残し
て跡形もなく消えた。
ふふん。
それが楽しい夜というもの。

******************************

で。本日は。

維新派http://www.ishinha.com/index.php
台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき

を、彩の国さいたま芸術劇場にて観劇予定。
本当は岡山県犬島公演を見に行きたかったが、なかなかそうもいかないも
の。余計なことは考えずに、サラの状態で楽しむことだけを考える。

さて、何を着ていこうか。
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